葬式に行くときに気をつけるべき服装や持ち物

参列者に必要なマナーとは遺族より「出過ぎない」配慮

遺族のために葬儀参列者ができる心配りとは

葬儀に参列する上で大切なことは「礼を欠かず、遺族より目立たず」という点に尽きます。
香典の額一つとっても、不相応であれば遺族は困惑するのです。
例え同じ宗派であっても、地域によって香典の額や葬儀での慣習は異なります。
遺族に不快感を抱かせず、自身も恥ずかしい思いをしないためにも、葬儀における不明点は可能な限り事前に年長者や周囲に確認した方が無難だといえます。
意外と参列者の疑問に親切に対処してくれるのが葬儀社の社員です。
プロの知識を学ぶ機会と思って、良識の範疇で質問をするのもアリでしょう。
参列者として遺族の心に寄り添えるためには「相手の立場で考える」想像力を駆使することが何よりといえましょう。
葬儀に限らず、存在する全てのマナーの原点は「相手の立場で考えること」だといわれます。
参列者として失礼のないように振舞うには、自分が仮に遺族の立場だったら何が癇に障るかという視点でチェックすると完璧です。

葬儀とは遺族の心の回復のための儀式だから

心ある葬儀を考える上で何より大事な点は、喪服や持ち物、香典の内容以上に、遺族の目線で葬儀に参列することだと覚えておきましょう。
参列者の服装の格が遺族の喪服の格を超えないよう配慮も重要です。
例えば正装としての黒喪服では、故人の死を予想していたかのような印象を与え、遺族が不快に思う場合も少なくはありません。
近隣のご不幸に駆け付ける場合は、喪服よりもむしろ普段着のほうが好感を持たれます。
一方、例えば真冬の葬儀では喪服でも普段着であろうとも、出棺の際コートを脱いで一礼する対応が故人への一番の礼の尽くし方です。
葬儀とは故人との永遠の別れを交わす場所だと考えられがちですが、それ以上に大切なのは、故人を失っても未来を生き続けなければならない遺族一人ひとりが、葬儀の場を以て心身を回復させることにあります。
故人や遺族との関係性、生前の交流の度合いなどを鑑みつつ葬儀に参列することが一番の弔意の示し方です。


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